『航空ファン』6月号は海軍の漆黒の戦闘機“Vandy 1”を特集

4月20日に発売になる『航空ファン』6月号では、
米海軍好きの編集部員が集まる本誌ならではの視点で
「米海軍の黒い戦闘機Vandy 1復活」を特集します
（一部発売の遅れる地域があります）。

カリフォルニア州ポイントマグー海軍基地の評価試験飛行隊VX-4に、
1970年代に現われた真っ黒いF-4ファントム。
同隊のコールサインVandy（バンディ）に飛行隊長機を示す1番のモデックス（機番）で
“Vandy 1”と呼ばれたこの黒い機体は、
F-14トムキャットにも受け継がれ、部隊がVX-9に改編後も飛び続けましたが、
F-14退役とともに姿を消してしまいました。
しかし2023年2月、突如チャイナレイク基地のVX-9に黒いスーパーホーネットが登場、
3月に開催されたポイントマグー・エアショーに凱旋展示されたのです。
今月はそのエアショーリポートと、Vandy 1やVX-9の歴史などを紹介します。

そして表紙は、NATO空中警備に従事するオランダ空軍のF-35A。
カラーページではウクライナへの供与が始まったポーランド空軍MiG-29とともに、
空撮を掲載します。
さらにバークスデイル・エアショーや
エスコンフィールド北海道開幕戦でのブルーインパルス展示飛行、
イギリス空軍主催多国間演習「コブラウォーリア23-1」、
オーストラリア空軍アクロバットチーム“ルーレッツ”などもカラーで紹介。

イラン空軍F-4D/EファントムⅡの修復とアップグレードや
BK117C-1からEC135T3Hに機種更新した茨城県警察航空隊のリポートも必見です。

そのほか大規模防衛・セキュリティ総合展示会DSEI Japan 2023、
台湾海峡の守りに就いたF-104J/DJ、
コロナ禍に単独世界一周を果たした前田伸二氏の話など、新旧織り交ぜて紹介するほか、
新エアレース“AIR RACE X”についても速報します。