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USSロナルド・レーガン、横須賀に配備完了

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本日10月1日0840時ごろ、新たなFDNF(Forward Deployed Naval Forces)空母、
USSロナルド・レーガン(CVN-76)が新母港となる横須賀に初入港しました。



レーガンの横須賀配備にともない、レイ・メイバス海軍長官が厚木から飛んで乗艦、
初入港に艦上から立ち合っており、接岸後の記者会見では新鋭空母である同艦が
日米の防衛協力関係に大きく寄与することを強調していました。


報道陣を前にスピーチするメイバス海軍長官


アイランドに翻る海軍長官座乗を示す錨と4つ星の旗

レーガンはこれまで横須賀に配備されていたUSSジョージ・ワシントン(CVN-73)と同様
ニミッツ級空母ではありますが、現在米海軍が保有する原子力空母10隻のうち
2番目に新しい、2003年就役の新鋭艦。
そのためアイランドと呼ばれる艦橋もワシントンからだいぶデザイン変更されており、
とくにアンテナマストに関しては、最新の通信関連の装備を搭載しているほか、
形状もステルシーな角張ったものになっています。



なお、新鋭艦とはいっても飛行甲板は日々のキャリアオペレーションですぐに傷が付き、
アレスティングワイヤ(4本装備するワシントンとは違い、レーガンは3本)の付近には
タイヤ痕やアレスティングフックの削った傷が生々しく残っています。

しかしそこから艦尾方向に50m以上も行ったあたり、まさに艦尾から数メートルのところにも
フック痕が残っており、空母での着艦がいかに難しく、危険な作業なのかを
物語っていました。



なお、同艦は本来明日10月2日の横須賀初入港を計画していましたが、
西から発達中の大型低気圧が接近しているため予定を一日繰り上げて入港することになり、
これにより当初、東日本大震災の救援作戦オペレーション・トモダチで関係の深まった
東北沖で予定されていた同地域の報道関係者などに対する洋上での艦のお披露目も、
残念ながらキャンセルとなっています。

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