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『航空ファン』9月号では、米防空の最前線で日本周辺にもかかわりの深いアラスカの米空軍を特集

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各地でイベントも復活し始めているなか、コロナ禍にはBA.5による第7波の動きがあり、
暑さや大雨など異常気象なども気になる昨今です。
皆さん、夏休みは充分に気をつけてお過ごしください。

一方で7月21日発売(一部発売の遅れる地域もあります)の『航空ファン』9月号の表紙は、
雪山をバックに上昇するF-35A。
少しでも涼感をお届けできれば、という気持ちもあるものの、
これは特集「アラスカの米空軍」に関連したものです。
ベーリング海、北極海を挟んでロシアに接していることから、
第二次大戦後の冷戦の時代から米本土防空の最前線だったアラスカ。
アメリカ空軍はここに11AF(第11航空軍)を置き、
唯一同地域内にF-22AとF-35Aという2種の第5世代戦闘機を配備しています。
これらアラスカの航空部隊は、昨今の世界的なテロとの戦いの時代に入って以降
インド・アジア・太平洋地域の軍事戦略にも大きくコミットし、
岩国には今月紹介している354FWのF-35Aが期間限定の遠征展開を実施するなど、
日本周辺を取り巻く中国や北朝鮮との関係にもかかわっています。
また広大な演習場を使った国際統合航空演習も行なっており、
アグレッサー(仮想敵)飛行隊も有しています。

今月はPACAF(太平洋航空軍)の一翼として日本とも関係の深い
アラスカの3WG、354FWの最新フォトリポートを紹介するとともに、
アラスカの米空軍の歴史や現状を解説します。
また関連記事として、ネバダ州ネリス空軍基地で編成された
初のステルス機アグレッサー(仮想敵)飛行隊65AGRSについても、
その背景を含めて紹介します。

このほかにも西太平洋で活動を続ける
強襲揚陸艦トリポリと空母2隻(レーガン&リンカーン)、
米海軍新旧戦闘機のデモフライトチーム“LEGACY FLIGHT”、
チェコ空軍のMi-24“エイリアンⅡ”、フランス空軍ミラージュ2000C運用終了、
2022ベルギー空軍F-16ソロディスプレイ“ドリームバイパー”、
ホロマン・エアショー2022、3年ぶりのRAFコスフォード・エアショーなどを
カラーでリポート。
ジム・ラーセンのビューファインダー第4弾は
「1970's Air Races」をテーマにお届けします。

さらにレストア中の彩雲尾部も展示予定の
河口湖・飛行舘8月限定公開情報やウクライナ侵攻から考える制空権と大規模航空戦、
エアバス・ハンブルク工場訪問紀行、
新スーパードライ号に見る飛行船デフレーションの全工程なども採り上げるほか、
横田基地のトピックとして管制塔とRAPCONの報道公開と374AW司令交替式も紹介します。

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