
例年『航空ファン』4月号では12月に発表される政府の防衛予算案にタイミングを合わせて
自衛隊関連の特集を組みますが、今年も「自衛隊航空2022」の特集タイトルで、
2月21日に発売となります(一部発売の遅れる地域があります)。
なお、表紙はトンガ救援のためオーストラリアに展開した第401飛行隊のC-130Hです。
2019年に策定された31中期防で掲げた各種事業の実現化加速にむけて、
「防衛力強化加速パッケージ」と位置付けられた来年度予算では、
新造機6機種30機などを調達する予定です。
特集記事ではどのような機材が導入され、どのような事業が進められていくのかを
詳しく解説するとともに、恒例の3自衛隊の航空部隊編成図も掲載します。
また、カラーページでは海底火山の噴火で大きな被害を被った
南太平洋トンガに向けて急遽派遣された陸海空自衛隊の緊急援助部隊の様子や、
アメリカ海軍と海上自衛隊の共同訓練、
イタリアで始まった空自戦闘機操縦員養成訓練について紹介。
陸上自衛隊TH-480Bによる飛行訓練のリポートもお届けします。
そのほかにも、カラーページでは米西海岸で訓練に励む
米海軍&海兵隊機のカラーアルバム「USN &USMC COLORS」、
AMXとユーロファイター混成配備のイタリア空軍戦術戦闘航空団51°Stormo、
エアバス社マンヒンク工場60周年マーキングのユーロファイター、
徳永カメラマンによるワスプメジャー搭載のハイパワー戦闘機F2Gコルセアの空撮、
ANA「鬼滅の刃」じぇっと-壱-就航、
鹿児島県米盛病院の民間救急ヘリ「Red Wing」などを紹介するほか、
アメリカ空軍AWACS最新情報と航空自衛隊に関する展望や
イーグルⅡ誕生までの半世紀にわたるF-15の進化、
台湾周辺の世紀系列(センチュリーシリーズ)展示機などの記事も、モノクロで掲載します。
なお、元井カメラマンの不定期連載「198X年の空」では、
細い胴体と上反角のついた長い主翼のバランスが美しい海自の対潜哨戒機、
川崎P-2Jを採り上げます。