いよいよ映画『トップガン マーヴェリック』の公開が11月に決まったり、
身近な話としては海上自衛隊の護衛艦「いずも」に
F-35Bを搭載して運用することができるようにする一次改修が終わるなど、
空母関連の話題も少なくありませんが
(ただし編集部では「いずも」のF-35B運用に準ずる改修をもって、
これを「空母化」と単純に表現するのには抵抗があります)、
そんななか、日本を取り巻く空母の話題がにわかに盛り上がっています。
まずは米海軍のUSSカール・ビンソン(CVN-70)が横須賀に寄港するとの発表があり、
明日の午後、入港するようです。
ビンソンはCSG-1(第1空母打撃群)の旗艦として
8月2日にカリフォルニア州サンディエゴを出港、
先ごろFDNF(前方展開海軍部隊)所属のUSSロナルド・レーガン(CVN-76)が不在の
第7艦隊担当区である西太平洋/インド地域に入りましたが、
搭載されるCVW-2(第2空母航空団)には
F-35Cを装備するVFA-147 ”Argonauts”とCMV-22Bを装備するVRM-30 ”Titans” Det.1が
組み込まれており、両機種にとっては今回が初のディプロイメントであることから、
日本にも初お目見えとなります。
また、同航空団には以前厚木に展開していた時代のCVW-5に長らく所属していた
VFA-192 ”Golden Dragons”(現在はF/A-18E)、VAQ-136 ”Gauntlets”(同EA-18G)も
所属しており、両隊にとっても里帰り寄港となります。
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一方、イギリスを出発してアメリカやオランダとの合同打撃群CSG21を編成、
7ヵ月のディプロイメントを実施している英海軍空母HMSクイーン・エリザベス(R08)も
西太平洋地域に入っており、先ごろ米海軍や海上自衛隊とフィリピン海周辺で
演習を行なっています(写真中央がクイーン・エリザベス。
向かって左が米強襲揚陸艦アメリカ、右が海上自衛隊ヘリ搭載型護衛艦いせ)。
エリザベスについても9月に横須賀に寄港するとのアナウンスが出ていますが、
日程などの詳細は発表されていません。
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そして本来横須賀を母港とする米空母USSロナルド・レーガンは、現在、
FDNF空母として2003年の「オペレーション・イラキ・フリーダム」参加以来となる
北アラビア海ディプロイメントを行なっています。
当時はF-14AやS-3Bも配備されていたCVW-5ですが、
現在の戦述機はすべてスーパーホーネット系に一本化され、様変わりしています
(当時の搭載空母はUSSキティホーク)。
北アラビア海で第5艦隊の指揮のもと「オペレーション・フリーダムズセンティネル」に
参加中のレーガンですが、アフガニスタンの政権崩壊にともなう政情不安などもあり、
今後が気になるところです。
身近な話としては海上自衛隊の護衛艦「いずも」に
F-35Bを搭載して運用することができるようにする一次改修が終わるなど、
空母関連の話題も少なくありませんが
(ただし編集部では「いずも」のF-35B運用に準ずる改修をもって、
これを「空母化」と単純に表現するのには抵抗があります)、
そんななか、日本を取り巻く空母の話題がにわかに盛り上がっています。
まずは米海軍のUSSカール・ビンソン(CVN-70)が横須賀に寄港するとの発表があり、
明日の午後、入港するようです。
ビンソンはCSG-1(第1空母打撃群)の旗艦として
8月2日にカリフォルニア州サンディエゴを出港、
先ごろFDNF(前方展開海軍部隊)所属のUSSロナルド・レーガン(CVN-76)が不在の
第7艦隊担当区である西太平洋/インド地域に入りましたが、
搭載されるCVW-2(第2空母航空団)には
F-35Cを装備するVFA-147 ”Argonauts”とCMV-22Bを装備するVRM-30 ”Titans” Det.1が
組み込まれており、両機種にとっては今回が初のディプロイメントであることから、
日本にも初お目見えとなります。
また、同航空団には以前厚木に展開していた時代のCVW-5に長らく所属していた
VFA-192 ”Golden Dragons”(現在はF/A-18E)、VAQ-136 ”Gauntlets”(同EA-18G)も
所属しており、両隊にとっても里帰り寄港となります。

一方、イギリスを出発してアメリカやオランダとの合同打撃群CSG21を編成、
7ヵ月のディプロイメントを実施している英海軍空母HMSクイーン・エリザベス(R08)も
西太平洋地域に入っており、先ごろ米海軍や海上自衛隊とフィリピン海周辺で
演習を行なっています(写真中央がクイーン・エリザベス。
向かって左が米強襲揚陸艦アメリカ、右が海上自衛隊ヘリ搭載型護衛艦いせ)。
エリザベスについても9月に横須賀に寄港するとのアナウンスが出ていますが、
日程などの詳細は発表されていません。

そして本来横須賀を母港とする米空母USSロナルド・レーガンは、現在、
FDNF空母として2003年の「オペレーション・イラキ・フリーダム」参加以来となる
北アラビア海ディプロイメントを行なっています。
当時はF-14AやS-3Bも配備されていたCVW-5ですが、
現在の戦述機はすべてスーパーホーネット系に一本化され、様変わりしています
(当時の搭載空母はUSSキティホーク)。
北アラビア海で第5艦隊の指揮のもと「オペレーション・フリーダムズセンティネル」に
参加中のレーガンですが、アフガニスタンの政権崩壊にともなう政情不安などもあり、
今後が気になるところです。
