
緊急事態宣言が解かれたとはいえ、まだまだコロナ禍の影響は続いていますが、
そうした関連の話題も含めてお届けする『航空ファン』8月号が、
いつもより少し早く6月19日に店頭に並ぶ予定です
(一部発売の遅れる地域があります)。
今月の特集は表紙と巻頭の「空自C-2空中受油訓練」。
昨今、航空自衛隊では戦闘機の運用能力の拡大、訓練の効率化、
安全性の向上などを主目的に空中給油輸送機KC-767を導入、
運用していますが、空中給油は最新輸送機C-2に対しても行なわれており、
その輸送力や運用の柔軟性を格段に広げることになりました。
今月はその2機種、KC-767とC-2による空中給油訓練に同乗、
高空で繰り広げられる大型機同士の迫力のランデブーをリポートします。
コロナ禍に関連する話題としては、
ブルーインパルスの医療従事者に対する都心上空での感謝飛行、
コロナ禍と闘う人たちに向け世界で行なわれたフライオーバー、
コロナ禍の影響に揺れるエアライン、スペースジェットの最新情報などを紹介。
ほかにもカラーでは英空軍レッドアローズによるVEデー75周年飛行、
ドイツ空軍TaktLwG 31のスペシャルマーキング・ユーロファイター、
ペルー空軍のTA-1P、イタリア陸軍が臨んだ現実的シナリオのKINETIC WEEK演習、
AT-6Eウルバリンの砂漠地帯試験、
ブロンコを飛ばし続けるチノのOV-10 SQUADRONなどを掲載しています。
記事ページではAH-64Eアパッチガーディアン500機突破と陸自のD型改修の可能性や
航空自衛隊宇宙作戦隊発足の話題、
韓国大邱広域市と洛東江戦跡周辺の展示機、
石川島飛行機製作所/立川飛行機の練習機の系譜(前編)&「空の虱」こぼれ話など、
保存機や歴史に関する読み物もあります。
また、中国・最新航空・軍事トピックの拡大版では、
中国空軍の組織改編について、詳しく解説します。