本誌内(P.139)でもご案内のように、「写真を磨く」作例募集の締め切りが迫っています。
元井講師からのメッセージ(下記)をご覧いただき、ぜひご応募ください。(編集部)
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上は元データ、下は処理後の完成画像。ⒸKondo, Motoi
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今年も皆さんから「写真を磨く」の作例写真を募集する時期がやってきた。この一年を振り返ると、航空自衛隊第302飛行隊の尾白鷲ファントムが3月に姿を消し、秋にはオリジナルのロールスロイス ・ダート・エンジンを装備したYS-11が最後の一機を残すまでになり、C-1のリタイアも進んで配属機数がどんどん減ってきている。長い間日本の空を飛び回り、撮影ターゲットとして親しんできた飛行機達が一気に終焉を迎えようとしている。
昨年暮れに開催された百里基地航空祭にはついに「ファントム最後の」とのうたい文句がつき、航空祭リーフレットには「A farewell to F-4 Phantom」の文字。ここまで追い詰められたら、後は撮りまくるのみ。百里にはおそらく日本中の、いや世界中のファントム好きが集結しただろう。筆者も特別公開日は基地外から、翌日の一般公開日には基地内で撮影。昂る気持ちに任せてシャッターを切り、終わってみればファントムを堪能しきった満足感と、これまでにない多くのファントム・ショットが手元に残った。
ファントム最終年にあたり、今春の「写真を磨く 特別編」のテーマは「ファントム最後の百里基地航空祭」とする。これしかない。先日の百里航空祭で皆さんが撮影したファントム写真を募集するので、どんどん応募していただきたい。
もちろん毎月写真1点を取り上げる定例の「写真を磨く」への作例募集も並行して行なう。一般的なマニア写真だけでなく、冒険心や遊び心、そして挑戦心にあふれる写真も応募して欲しい。採用された読者には掲載誌が贈呈され、筆者が磨き上げた画像データをプレゼントする。A4版以上の大サイズプリントに耐えるTIFFデータで、印刷誌面とはひと味違う本物の画像だ。
毎回お伝えしているが、「写真を磨く」は写真コンテストではない。せっかくいい瞬間が撮れたと思ったのに後で見るとどこか冴えない、そんな写真を採り上げる場だ。シャッターを切る瞬間の自分は、カッコいい!きれいだ!いまだ!の奔流の真っただなか。反射的にシャッターボタンを押すのは自分が発見した飛行機の魅力を形にして残すため。この思いがある限り、自分が感じ取った魅力は必ず画像に捉えられている。あとは自分の力でしっかりとかたちにするだけだ。それができれば航空写真の楽しみはもっと広がる。
「写真を磨く」を読めば“磨けば写真が輝き始める”こと、そして“磨き方”が分かる。記事ではデジタル画像をRAW現像・編集ソフトウェアで仕上げる手順をていねいに追う。どんな写真に仕上げたいのか、それはなぜかを語り、カメラ、レンズ、デジタル画像の技術面に触れ、撮影のヒントを示す。特に大事な仕上げの説明には実際のPC操作画面を交えて具体的に説明するので、自分で試すときに参考になるだろう。
作例写真の採用では、新人優先の方針なのでこれまで応募をためらっていた方は思い切って応募していただきたい。言うまでもなくリピーターの方も大歓迎だ。みなさんの応募を心からお待ちしている。(講師:元井英貴)
●募集要領
・対象画像:自分で思うように仕上げられない画像や、エキスパートの仕上げを希望する画像をお送りください。コンテストではないので“うまい写真”の必要はありません。
・被写体:航空機または航空に関するシーン + 特別テーマ「ファントム最後の百里基地航空祭」
・使用カメラ:デジタル一眼レフカメラまたはミラーレス一眼カメラ(メーカーと機種は自由)。
・応募点数:ひとり7点以内
・応募画像データ形式:RAWデータ(未編集データで、Exifデータが付いていること)
・応募方法:画像データをCD、DVD、BDなどのディスクメディアに収納して送付。
撮影場所、氏名、メールアドレス、住所、電話番号を添えてください。
・採用時に本名ではなくニックネームの掲載希望の場合はその旨、明記してください。
・作品募集期間:2020年2月末日までに下記着。
・送付先: 〒164-0001 東京都中野区中野3-39-2 ㈱文林堂「航空ファン 写真を磨く」係
・応募画像の取り扱い:編集部で画像を管理、不使用画像および使用済み画像のデータを消去。ディスクメディアは返却しませんのでご了解ください。
・採用発表:採用された読者に編集部から事前通知。
・使用ソフトウェア:各カメラメーカーの純正ソフトウェア(例 :Nikon Capture NX-D、Canon Digital Photo Professionalなど)。またはAdobe Photoshop Lightroom CC。ご希望があれば応募時に明記してください。
元井講師からのメッセージ(下記)をご覧いただき、ぜひご応募ください。(編集部)

上は元データ、下は処理後の完成画像。ⒸKondo, Motoi

今年も皆さんから「写真を磨く」の作例写真を募集する時期がやってきた。この一年を振り返ると、航空自衛隊第302飛行隊の尾白鷲ファントムが3月に姿を消し、秋にはオリジナルのロールスロイス ・ダート・エンジンを装備したYS-11が最後の一機を残すまでになり、C-1のリタイアも進んで配属機数がどんどん減ってきている。長い間日本の空を飛び回り、撮影ターゲットとして親しんできた飛行機達が一気に終焉を迎えようとしている。
昨年暮れに開催された百里基地航空祭にはついに「ファントム最後の」とのうたい文句がつき、航空祭リーフレットには「A farewell to F-4 Phantom」の文字。ここまで追い詰められたら、後は撮りまくるのみ。百里にはおそらく日本中の、いや世界中のファントム好きが集結しただろう。筆者も特別公開日は基地外から、翌日の一般公開日には基地内で撮影。昂る気持ちに任せてシャッターを切り、終わってみればファントムを堪能しきった満足感と、これまでにない多くのファントム・ショットが手元に残った。
ファントム最終年にあたり、今春の「写真を磨く 特別編」のテーマは「ファントム最後の百里基地航空祭」とする。これしかない。先日の百里航空祭で皆さんが撮影したファントム写真を募集するので、どんどん応募していただきたい。
もちろん毎月写真1点を取り上げる定例の「写真を磨く」への作例募集も並行して行なう。一般的なマニア写真だけでなく、冒険心や遊び心、そして挑戦心にあふれる写真も応募して欲しい。採用された読者には掲載誌が贈呈され、筆者が磨き上げた画像データをプレゼントする。A4版以上の大サイズプリントに耐えるTIFFデータで、印刷誌面とはひと味違う本物の画像だ。
毎回お伝えしているが、「写真を磨く」は写真コンテストではない。せっかくいい瞬間が撮れたと思ったのに後で見るとどこか冴えない、そんな写真を採り上げる場だ。シャッターを切る瞬間の自分は、カッコいい!きれいだ!いまだ!の奔流の真っただなか。反射的にシャッターボタンを押すのは自分が発見した飛行機の魅力を形にして残すため。この思いがある限り、自分が感じ取った魅力は必ず画像に捉えられている。あとは自分の力でしっかりとかたちにするだけだ。それができれば航空写真の楽しみはもっと広がる。
「写真を磨く」を読めば“磨けば写真が輝き始める”こと、そして“磨き方”が分かる。記事ではデジタル画像をRAW現像・編集ソフトウェアで仕上げる手順をていねいに追う。どんな写真に仕上げたいのか、それはなぜかを語り、カメラ、レンズ、デジタル画像の技術面に触れ、撮影のヒントを示す。特に大事な仕上げの説明には実際のPC操作画面を交えて具体的に説明するので、自分で試すときに参考になるだろう。
作例写真の採用では、新人優先の方針なのでこれまで応募をためらっていた方は思い切って応募していただきたい。言うまでもなくリピーターの方も大歓迎だ。みなさんの応募を心からお待ちしている。(講師:元井英貴)
●募集要領
・対象画像:自分で思うように仕上げられない画像や、エキスパートの仕上げを希望する画像をお送りください。コンテストではないので“うまい写真”の必要はありません。
・被写体:航空機または航空に関するシーン + 特別テーマ「ファントム最後の百里基地航空祭」
・使用カメラ:デジタル一眼レフカメラまたはミラーレス一眼カメラ(メーカーと機種は自由)。
・応募点数:ひとり7点以内
・応募画像データ形式:RAWデータ(未編集データで、Exifデータが付いていること)
・応募方法:画像データをCD、DVD、BDなどのディスクメディアに収納して送付。
撮影場所、氏名、メールアドレス、住所、電話番号を添えてください。
・採用時に本名ではなくニックネームの掲載希望の場合はその旨、明記してください。
・作品募集期間:2020年2月末日までに下記着。
・送付先: 〒164-0001 東京都中野区中野3-39-2 ㈱文林堂「航空ファン 写真を磨く」係
・応募画像の取り扱い:編集部で画像を管理、不使用画像および使用済み画像のデータを消去。ディスクメディアは返却しませんのでご了解ください。
・採用発表:採用された読者に編集部から事前通知。
・使用ソフトウェア:各カメラメーカーの純正ソフトウェア(例 :Nikon Capture NX-D、Canon Digital Photo Professionalなど)。またはAdobe Photoshop Lightroom CC。ご希望があれば応募時に明記してください。