

©防衛技術博物館を創る会
年に数回、防衛省および関連会社の有志の集まりに顔を出しています。
航空機や戦史に関する映画や資料などを観ながらワイワイする、楽しい会です。
前回の鑑賞会の後、ある出席者から興味深い話を聞いたのでご紹介します。
旧日本陸軍の主要兵器に、最多の生産数を誇る九五式軽戦車がありますが、
80年代にミクロネシア領ポンペイから帰国を果たしたにもかかわらず、
紆余曲折を経てイギリスに渡った一両を買い戻す計画があるのだそうです。
購入後、しばらくの間は高名な英ボービントン戦車博物館に貸与品として貸し出し、
再来日後、静岡県御殿場市に建設予定の「防衛技術博物館」に恒久展示する計画です。
興味深いのは、同戦車がオリジナルエンジンでの動態保存を目指している点。
オーバーホール後の2018年夏には、エンジンの試運転も行なったそうです。
このたび、同計画を推進するNPO法人「防衛技術博物館を創る会」が、
クラウドファンディングによる修復と購入資金の調達を始めました。
期限は2019年4月30日(火)23:00まで。
航空機からは離れた話題で恐縮ですが、興味のある方は下記をご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO