西日本から東日本にかけて、本当に暑い日が続いていますが皆さん体調は大丈夫ですか?
編集部でもようやく9月号が校了、現在『世界の傑作機』の編集の佳境です。
9月号の表紙と巻頭は、運用40年にしてついにその歴史を閉じるルフトバッフェ
(ドイツ空軍)のF-4Fファントム。
最後の部隊JG71に登場したメタリックブルーのスペシャルマーキング機の空撮のほか、
ファイナルフライト・セレモニー、試験部隊に登場した
もうひとつのスペシャルマーキング機の空撮も掲載しています。
特集は6月に米西海岸で行なわれた日米統合訓練“ドーン・ブリッツ2013”です。
ドーン・ブリッツは国際統合上陸演習で、カナダとニュージーランドも参加していますが、
日本は陸海空自衛隊の要員を派遣、日米で共同訓練を行ないました。
日本のマスメディアは尖閣諸島周辺の国際問題ともリンクする「島嶼防衛」を
大きくフィーチャーしましたが、今回の訓練には海自の輸送艦「しもきた」と
ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」、イージス護衛艦「あたご」が参加、
さらに陸上自衛隊の上陸のスペシャリスト、西部方面普通科連隊に加え
AH-64D、CH-47JA、そして空自の司令部要員も参加し、
統合運用の大きなステップになったことが重要なポイントです。
また演習中には米海兵隊のオスプレイが初めて海自艦艇に着艦しており、
そうした訓練の現地リポートと、訓練の本質を詳しく解説します。
あわせて、今回自衛艦に初着艦、演習でも中心的役割を果たしたV-22オスプレイを
どう使うべきかといった関連記事も紹介します。
そのほか、フォトリポートではノルウェーで行なわれたNATOタイガーミート2013や
オランダ空軍100周年記念エアショー、同空軍323飛行隊のF-16スペシャルマーキング機空撮、
21世紀を飛んだF2Gスーパーコルセア最後の編隊と、空撮、海外ネタが満載。
さらにA350XWB初飛行&エアバス社年次報告やUS-2による太平洋上でのヨットマン救出詳報、
パリショー報告、零戦に一式陸攻そして隼まで姿を現わす8月の河口湖飛行舘公開情報など、
読み物も充実です。
そして松島に帰還するまでのブルーインパルスを追った短期連載が今月から開始されます。
なお、ブライトリング・ジェットチームが8月の福島再訪に向けて始動したという
第一報もお届けしていますが、これについてはまもなく詳細が発表になると思われるので、
本ブログでも最新情報をフォローしていきます。
どうぞお見逃しなく。
そしてもちろん、9月号もよろしくお願いいたします。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
文林堂の本の情報はコチラから!